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インタビュー
  • インテリア
2022.08.25
空間デザインの学びを活かし活躍する卒業生にインタビュー!!

 

<卒業生インタビュー>

今回は、バンタンデザイン研究所キャッリアカレッジの空間デザイン分野(インテリア雑貨コース(※))・レコールバンタンキャリアカレッジの卒業生で現在、神奈川県葉山町にて「三角屋根 パンとコーヒー」を経営する、オーナーバリスタ・中澤 一道さんと奥様で、同じくレコールバンタンキャリアカレッジの卒業生オーナーブーランジェリー中澤 ゆかさんにインタビューを行いました。

 

 

<在学中について>

――― 一道さんが学ばれたコースは?

 一道さん「バンタンデザイン研究所キャリアカレッジインテリア雑貨コース(※)で1年間学びました。

卒業して、27歳のときに植物を取り扱う企業に就職しました。大手インテリアショップに卸をしていて、他の花屋さんとは違う点に魅力を感じました。2年ほど勤めてから、友人と開業をするためレコールバンタンキャリアカレッジに入学しました」

 

――― バンタンデザイン研究所キャリアカレッジに入学時は、おいくつでしたか。

25 歳です。大学を卒業後、イギリス、ニュージーランド、オーストラリアなどに計2年留学した後に入学しました」

 

――― 入学された理由は?

「留学に行く前から、輸入雑貨のお店をやりたいと思っていたからです」

 

――― バンタンデザイン研究所キャリアカレッジで印象に残っている講師は?

「無印の立ち上げに携わっていた石橋講師に、ブランディング、商品の陳列方法や、プロダクトデザインのポイントを学びました」

 

 

――― バンタンデザイン研究所キャリアカレッジでの学びが、現在のお店経営に活かされているなと感じることはありますか。

「『商品の陳列のポイント』を学んだことです。インテリアショップの陳列を見てみると、そのポイントをそれぞれ意識していることが分かります。

そのため、実際に商品の陳列は学んだポイントを意識し配置しています。一例にはなりますが、『三角屋根 パンとコーヒー』ではエントランスから入って左角に植物を置いているのですが、これは左角に置いているものの印象が強く残るから。

また、外からは庭が見えませんが、中に入ると庭が広がっていて、心地よさを感じる間取りになっています。人間の目線の運び方のセオリーは変わらないので、そうしたプロが意識し実践していることを学べたことは良かったです」

 

 

――― 卒業後の進路について教えてください。

一道さん「卒業して、27歳のときに植物を取り扱う企業に就職しました。大手インテリアショップに卸をしていて、他の花屋さんとは違う点に魅力を感じました。2年ほど勤めてから、友人と開業をするためレコールバンタンキャリアカレッジに入学しました。そこで奥さんとも出会いました。その後、BE A GOOD NEIGHBOR COFFEE KIOSKスカイツリー店に、バリスタとして入社しました。決め手は、奥さんでも飲める美味しいコーヒーを提供していたから。入社して『そのお店が何をポイントにおいて運営しているか』を意識しました。BE A GOOD NEIGHBOR COFFEE KIOSKの場合、5坪のコーヒースタンドからスタートしています。母体の会社があり、ブランドを作り上げることに注力していることが分かりました。日本におけるサードウェイブコーヒーの走りのお店なので、どのようにブランディングしているかはとても参考になりました。僕は仕事を2年で辞めて、1年間は開業準備に専念しました」

 

ゆかさん「レコールバンタンを卒業後は、都内のベーカリーに就職し、製造を3年間経験しました。大量仕込み、大量生産の技術を学ぶつもりでした。どんな機械を使っていて、発酵の方法なども見ました。お店で働くことで、内側が分かりますし業者さんとの繋がりができるので、個人的には開業前に働いたほうがいいと思います。卸業者さんには開業後もお世話になっています」

 

 

―――レコールバンタンの入学をきっかけに出会い、おふたりで開業することは決めていたんですね。

 一道さん「そうですね。開業することありきだったので、結婚は別で考えていました。でも資金面を考慮したところ、一緒にお店をやるんだったら結婚しないのも……という流れになり、籍を入れました」

 

 

<開業にあたって>

―――― 現在の場所を選ばれた理由は?

一道さん「鎌倉の不動産屋さんに見つけてもらいました。僕は雑貨屋さんやりたいと思っていたときから、物件を探していました。都内は、自然が多い場所だと狭くて、家賃も高いし決め手がないなと思っていました」

ゆかさん「面白い物件を持っている不動産屋さんなので、信頼して任せていました。森戸神社に近い物件も候補でしたが、検討している間に別の人が契約してしまったんです。葉山を気に入っていたので諦めたくなくて、海の近くで探し続け、現在の場所に出合いました。」

 

―――― 開業された時期、場所、店名、コンセプトなど、こだわりをお教えください。

<オープン>

一道さん「20165月オープンです」 

<コンセプト>

ゆかさん「『パンとコーヒー』を提供することは、決めていました。ただ、最初から明確なコンセプトを設けていたわけではありません」

<場所>

一道さん「色々な物件を見てきたので、物件の個性に合わせて、お店を考えようと思っていました。マンションの一階も、居抜きでもいいと思っていました。現在の場所は、更地の状態で見つけました」

<ロゴ>

一道さん「千駄ヶ谷の『PAPIER LABO.』店主・江藤さんにお願いしています。『ブランディングしていくのであれば、名前はなんでもいいと思います』という意見をもらい、『ショップシミレーション』授業で考えた名前を付けました」

<デザイン>

一道さん「内装は、職場の同期の旦那さんにお願いしました。友だちと、旦那さんと、設計士さんとみんなで考えました。時間はかかるけれど、一つひとつさまざまな角度から検証しました。元は更地だったので、どの方角に入り口を設置するのか?上に住むのか、住まないのか?駐車場、庭の有無も、一つずつ検討して決めていきました。時間的にリミットを設けなかったことと、信頼できるメンバーにお願いしたことは結果的に良かったです。考え始めてから、完成まで約1年半かかりました」

ゆかさん「内装のデザインを含めて、夫と意見がぶつかることはありませんでした」

<客層>

一道さん「世田谷から来る人が多いです。江の島は、比較的若い観光客が多い印象ですが、葉山は落ち着いたお客さまが多いです。もともと葉山を知っている人や別荘族、社長さんなども多いです」

<焙煎機>

一道さん「PROBAT社の半熱風式焙煎機を選びました。葉山という土地柄と、雰囲気が合っているのではないかと考えました。熱風式は、スッキリした味が出ますが、豆を入れるときの吸引音がうるさく、近所迷惑になってしまうと思い辞めました。56日の『焙煎合宿』に参加した際に、好きな焙煎機を使って、好きな豆で焙煎し、ブラインドでカッピングしたのですが、その体験を通して決めました」

 

 

<お庭>

一道さん「庭師の人にお願いしています。今は、壁面緑化をやりたいと思っています。ツタが生えてきているところです」

<店内のお花>

一道さん「常連さんが『センスがいい花屋さんがある』と紹介してくれたのが、逗子駅前にお店を構えるDande Lion Petitさん。5月はドウダンツツジ、6月はヒマワリなど季節のお花を飾ってくれています」

 

 

 

―――― 開業されて経験されたご苦労についてお聞かせください。

ゆかさん「2015年に9月に長女を出産して、20165月にオープンだったので、仕事と子育てが大変でした。保育園が決まるまでは子どもの月齢も低いので、おばあちゃんに託していました。なので、上手くやっている人がすごいなと思います。

時間的に余裕がなくなると、不機嫌なときも多くなっていると思うので、常に自分をご機嫌でいさせないといけないなと思います。今も勉強中ですし、仕事と子育ての両立が課題です」

一道さん「開業してみて、住人がこんなにいっぱいいるんだ、というのが意外でした。二人でゆっくり営業していくことをイメージしていましたが、お客さんが絶えず並ぶお店になり、仕事に追われました。カップもテイクアウトを用意し、基本テイクアウトにしないと回らなくなりました。お客さんにセルフサービスでお皿を上げ下げしてもらうようにしています。夏は、特にお客さんが増えるので有難いですが、導線を修正するのが大変でした」

 

 

――― 飲食店巡りでは、どのようなポイントをチェックされたのですか。

ゆかさん「3つあります。1.トイレ、2.無料の水の美味しさ、3.段ボール、タッパー、プラスチックのまな板が見えていないかどうか。トイレが汚くて狭いところは衛生管理を疑ってしまいますし、味も美味しくないという印象です。また、無料のお水も浄水器を使っているお店で提供されるものは美味しいです。そして、お客さまの目に見えるところには、タッパーなど生活感があるものは、できるだけ置かない方がいいと思います。見えないスペースならいいと思いますが、テーマパークと一緒で現実感を出さない方がいいと思います」

 

一道さん「開業するにあたり失敗したくないので、お店の悪いところを意識的に見るようにしました。そうすれば、悪い点は改善することができます。味だけ見ていたら、発展がないと思います」

 

 

――― 今後の目標は?

ゆかさん「目標は決めていません。いつ辞めてもいいという覚悟を持ちながら、一日一日を大事にして営業していきたいです。私の性格上、目標を決めるとダレてしまうので、美味しいと思えるものをしっかりと提供することを大切にしていきたいです」

 

 

 

社会人になってから、仕事を続けながら自身の夢に向かって、

食と空間の専門的な学びを得て、ご夫婦で素敵な三角屋根というこだわりの詰まった空間をつくりあげられたお二人。

空間デザインだけでなく、ファッション・ヘアメイク・グラフィックデザインにはじまり、食やゲーム・ITなどを学べる総合校のバンタンだからこそ、自身の目標に向けキャリアチェンジや人脈を作り上げられました。

お二人のように、こだわりのつまった空間作りにご興味のある方!

空間デザインの学びの中で専門的なスキルを身に着けて、いつか空間に携わる仕事をしたいなという方! 

そんな方のお悩みにお応えするガイダンスも随時行っておりますので、お気軽にご参加くださいませ。

 

 

 

SHOP INFO

三角屋根 パンとコーヒー

神奈川県三浦郡葉山町堀内1047-3

9:0017:00(期間限定)

046-884-9113

Instagram : @sankaku.yane

HP : http://sankaku-yane.net/home/

※……コース名称やカリキュラムはトレンドに合わせて毎期変更がございます。

 

 

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