21.09.12 24.04.05 更新

グラフィックデザインコース卒業生インタビュー!

学生インタビュー
大阪校

今回はキャリアカレッジ卒業生の村田茂人(むらたしげと)さんのインタビューをお届けします!

 

村田さんは、社会人として異業種から転職を考えて、昨年の10月から今年の3月までグラフィックデザインコースに通い、この9月からグラフィックデザイナーとしての就職が決まっています。

 

 

 

 

――――バンタンデザイン研究所キャリアカレッジに入学したキッカケは?

 

営業の仕事をしていた頃、自分の売っているものに自信が持てなかった事がきっかけで転職を考えました。自信を持って自分が携わったものを売りたいなと。子供の頃から工作やデザインが好きだったので、そういった自分の長所を活かして挑戦したいなと思いデザインスキルを身につけるために入学を決めました。

 

 

――――入学前は、どのようなことをされていたんですか?

 

入学までにデザインとはどういったものかを知っておこうとグラフィックデザイン関係の本を読んでいましたね。

 

 

――――数あるスクールの中から、バンタンを選んだ理由は?

 

カドカワグループの企業法人という点やクリエイティブ交流会で企業や業界の先輩との繋がりを持てるという特徴に惹かれました。広い視野でクリエイティブを実現させたい自分に合っている環境だなと感じました。

 

 

――――実際にバンタンに入学して学校生活はどうでした?

 

入る前と変わらず、大きなギャップはなかったです。ただ、デザインってやっぱり奥が深いなと学校生活を通して感じていました。

 

 

――――バンタンに入学してよかったことは?

 

友達ができてとかはみんな言ってそうなので(笑)

 

講師やスタッフがとてもフラットに接してくれたり、スキルフォローもしっかりしていただいたのでデザインの学びに集中することができました。

 

 

――――授業では、どのようなことを学びましたか?

 

IllustratorPhotoshop等のツールの使い方はもちろん、対クライアントでのデザイン・考え方・コンセプトやメイキング、そこからポートフォリオへの展開もしっかり学ぶことができました。

 

 

 

 

――――印象的な授業や講師からのアドバイスはありましたか?

 

最終プレゼンが印象的ですね。クラス全員の企画・デザインしたものを見る経験も自分の作品を見せるのも初めてだったし改めてデザインって良いなって思いましたね。

 

みんな違ってみんな良い。こういう考えもあるのか、上には上がいるなと刺激を受けましたし、クラスのみんながいたからこそ、このままでは駄目だと思えたので最終プレゼンのおかげです。

 

 

――――将来の展望は入学前と今では変わりましたか?

 

変わってないですね。面白いものを作ってみんなをワクワクさせたい。その気持は学んだ今も変わらないですし、120%の満足してもらえる作品を作りたいなとより思うようになりました。

 

 

――――在学中に、心がけていたことはありますか?

 

言われたままのことはしない、言われたことだけをしない、という所ですね。

 

それ以上のことをしていくように心がけていました。

 

ある時、講師から、モチベーションの高い人は名刺の課題を与えたら10枚とか20枚の作品を提出してくると言われたんです。

 

まわりは名刺1枚とか2枚の提出の人ばっかりだったし差をつけるチャンスだと思いました。

 

 

 

 

――――今思うと、もっとこうしておけば良かったと思うことはありますか?

 

いっぱいあります。

 

その中でも強いて言うなら自主制作をもっと講師に見てもらうべきだったかなと。

 

それに気付いたのは授業の終わりの方でしたね。

 

 

――――いつ頃から動き始めましたか?

 

卒業して2ヶ月後くらいかな。

 

しっかり納得のいくポートフォリオを企業に出したかったのでポートフォリオ制作に時間をかけましたね。

 

 

――――就職活動の際、ポートフォリオ制作で注力したことは?

 

自分が作りたいものを作らないようにしました。

 

大切にしていた事が2つあって、ひとつはどの作品も被らないものにするという所。幅広く、媒体を全部別にしました。

 

もうひとつは一つの作品に対する深ぼりです。作品数は少なくなりましたが、お客様がワクワクするには?という部分に焦点を当てて制作しました。

 

 

 

 

 

 

――――どのような基準で、就職先を選ばれたのでしょうか?

 

最初は自分のデザインを認めてくれるところで考えていましたが、自信がついてからその気持ちは変わりましたね。自立できるスキルが身につくか、自分が成長できるかという面を重視して選びました。

 

 

――――今後の目標を教えて下さい

 

まず一年目でクライアントに認めてもらえるスキルを身につける。

 

そして二・三年目でクリエイティブの現場に入って、クライアントとの折衝から納品までを一貫してできるデザイナーになるのが目標です。いつか人の目に映る大きなものをデザインしたいですね。

 

 

――――これからデザイン業界へ転職を考えている方へメッセージをお願いします

 

考えるよりも行動。これに尽きますかね。まずはそこからだと思います。

 

思ったことを行動に移せる人は強いなと僕は考えていて、自分一人で頑張ろうとせずに講師に聞く事が大事だと思います。

 

僕も一人で10時間とか12時間とか制作に費やしていた時期もあったんですが、人に聞くことですぐに成長できる事に気付きました。

 

一人でやるのは効率的じゃないので周りの方に頼る事が大切だとお伝えしたいですね。

 

 

 

 

村田さんは今回、向上心を持ち、周りに甘やかされない環境で自立したデザイナーになるとあえて知り合いのいない東京での転職を決められました。

 

これからのご活躍を楽しみにしております。バンタン一同応援しています!

 

村田さんありがとうございました!

 

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