こんにちは、バンタンデザイン研究所キャリアカレッジです。
先日、2021年度10月生のプレスクールが開催されました。
プレスクールとは、キャリアカレッジに入学予定の方たちが、実際に入学するまでに様々なコースの授業を体験し、分野を超えてコミュニティーを広げながら、異なる分野の発想を取り入れていただく為のイベントです。
今回のプレスクールは「デジタルマーケティング講座」です。
現在、クリエイティブに関わっている・いないに関わらず、誰もが何かしらのSNSのアカウントはもっていると思います。さらに、クリエイティブ業界で活躍していくとしたら、SNSでの発信力やリサーチ力は必須になってきます。
それを踏まえ今回はHANAE MORIブランドの核になる『ひよしや』での勤務を皮切りに、国内外の有名ブランドのプロデュースに携わり、1996年に有限会社マルムを設立後、現在は海外ブランドのプロデュース、リメイク商品のプランニングなど、ブランディング業務を拡大し、ファッションを通して新しいライフスタイルを提案し続けている、加藤信之講師にご登壇いただきました。
ファッションに限らずですが、現在世界はものに溢れています。そんな中で、みなさんは何を基準または決め手に買い物をしていますか?商品自体が供給過多で有り余っている時代、商品そのものに価値や魅力は見出しづらくなっています。そこで大事になってくるのが「ブランド力」。商品にどんな付加価値を付けて、お客様に選んで頂くのか?その方法としては「企画とコンテンツ」だと加藤講師は話します。
その付加価値も、ただ付けるのではなく「つくった過程・考えた過程」をいかに見せてアピールするかが大事だそうです。消費者は自分の選ぶもの・購入するものを信用したいという心理があります。その信用を得るために、商品をつくった過程、考え出した過程をよりリアルに伝え、背景を見せることで、商品自体への信頼度を高め、消費者に共感してもらうことが重要なポイントだとのことです。
他にも現行のSNSやサイトの活用方法や、今後のネットビジネスの流れなど、今すぐ使えるリアルな情報をたくさん教えていただきました。
知っているつもりでも、まだまだ奥が深く無限の可能性のあるネットビジネスの世界を垣間見ることができ、受講者の皆さんも興味津々でした。
今日の講義内容を、これからの自身のクリエイティブの発信にぜひ活かしていってほしいですね!