23.10.04 24.04.03 更新

【卒業生インタビュー】空間デザインコース卒業生の宮本 メイさんにインタビュー!

学生インタビュー
東京校

2023年に空間デザインコースをご卒業された宮本 メイ(みやもと めい)さんのインタビューをお届けします!

 

 

 

 

───キャンピングカーを制作されたとの事ですが、キャンピングカーとの出会いを教えてください!

 

高校生の時、たまたまネットでアメリカの大自然でバンライフをしている夫婦の写真を見かけました。

 

その時「何だこの自由な生き方は!」と衝撃を受け、後にこれがバンライフというライフスタイルであること、キャンピングカーがあれば自由に暮らしていけることを知りました。

 

 

───何故キャンピングカーを制作する前でなく、制作後にバンタンで学ぼうと思われたのですか?

 

いわゆる「成功者」と呼ばれる方達が口を揃えて、「好きなことを追求すれば、それは必ずお金に変わる」と言っていました。キャンピングカーを製作した後、バンライフが持つ可能性と、空間をデザインすることの楽しさに気がつきました。

 

キャンピングカーデザイナーになればその両方を掛け合わせて仕事にすることが出来ると気づき、キャンピングカーデザイナーを目指すことを決意しました。

 

しかし「キャンピングカーデザイナー」という職業や「キャンピングカーデザイン事務所」というものはこの世にまだ存在しなかった為、「1から学ぶしかない!」と思いデザインスクールを探し始めました。

 

 

───ご入学したきっかけを教えてください!

 

入学前に体験授業に参加した事がきっかけです。実際に授業を担当してくださる講師と、学びたいことや今後のビジョンについての話をしました。その際に「この講師から教わったら成長できるな」と思った事が決め手となり、バンタンデザイン研究所に入学を決めました!

 

また体験授業の際に、「あなたは起業したほうがいい」とアドバイスを頂いたこともあり、入学して半年後には起業が実現しました。講師がメンターの様な存在で後押ししてくれたので早く実現出来たと思います。

 

 

───大学との両立は大変でしたか?

 

半年間だけ大学とのWスクールだったので、論文との両立は大変な部分はありました。

 

しかし、日曜日の週1でしたのでメリハリをつけて通うことができました!

 

日曜日だけは他のことを忘れてデザインに集中すると決めて通っていたので、日曜日の週1通学はとてもよかったです。

 

 

 

 

───バンタンデザイン研究所で身に着いたスキルを教えてください!

 

デザイン力はもちろんですが、ビジネス面でのスキルも学ぶことが出来ました。

 

授業の中で実際のクライアントさんとのやり取りを教えてくれたので、ビジネス設計や仕事の進め方を知ることが出来ましたね。

 

私も実際に仕事をする際、クライアントの方に今後どのような人生を送りたいのか、どんな瞬間に幸せを感じてきたのかを入念にヒアリングをするように心掛けています。

 

クライアントの方にとってキャンピングカーの暮らしが有意義なものになるように話し合い、それをデザインとして落とし込んでいます。

 

授業の中で、ビジネス面も学んだからこそ仕事をスムーズに進めることが出来ていると思います!

 

 

───授業内容はいかがでいたか?

 

カリキュラムは住空間、飲食店舗、展示スペース、物販スペースの4つで構成されているので考え方や演出方法はいろんな角度から学ぶ事が出来ました。

 

入学して1番最初は、デザインの基礎が詰まっている展示ブースを学びました。

 

どのようなデザインだと歩いている数秒で人を惹きつける事が出来るかは、住空間だけ学んでも活かせないので4つの空間を学ぶことが出来るカリキュラムは有意義でしたね。

 

 

───印象に残っている授業を教えてください!

 

どの授業も印象に残っています。

 

特に講師から頂いた、

 

「イメージ出来ていれば9割は叶っている」という言葉が印象に残っていますね。

 

最初は吸収するのにいっぱいいっぱいだったのですが講師からこのアドバイスを頂き、イメージさえ出来ていれば後は行動するだけだと思うようになりました。

 

私の夢はフランスにお城を買うことなのですが、それをイメージして課題の中でもそれを交えたことをしました!

 

 

▼授業で使用していたノート

 

 

 

▼新しいアイデアが浮かんだらすぐにメモをするそうです!

 

 

 

───素敵なキャンピングカーですが、こだわったポイントを教えてください!

 

「Japandi」という北欧と日本のインテリアの美学が融合されたデザインを取り入れて、

 

女性にもキャンピングカーの魅力が伝わるようなデザインを心掛けました!

 

また、狭い空間をいかに広く見せるかを意識しましたね。

 

窓はシネマティックウィンドウと言って映画の比率を意識しているので、絶景ポイントに駐車をすると映画のワンシーンのようになります!

 

さらに、上下の窓の比率は、五重塔と同じ「白銀比」という比率を採用しています。写真で見ると収まりがよく、日本人にとって居心地がいいと思うデザインだそうです。

 

足元は広く見せる空間作りを意識して、鏡を設置しました。

 

開放感を演出する空間作りはバンタンデザイン研究所で学びましたね。

 

 

▼宮本さんがデザインされたキャンピングカー

 

 

 

 

 

 

───ご入学を検討している方に向けてメッセージをお願いします!

 

私は体験授業の先生が決め手で入学を決めたのですが、どの講師も熱心に授業を教えてくれました!

 

少人数制で講師との距離も近く、普段から気になるところを教えてくれる環境です。

 

デザイン面だけでなくビジネス面でもアドバイスをして頂けるので、消費者側から生み出す側のデザイナーとしての思考を学ぶ事ができるのはバンタンデザイン研究所の強みだと思います!

 

空間デザインを学んだ後は、見るもの全てにインスピレーションを受けてデザインに落とし込めるようになりました。

 

 

バンタンデザイン研究所キャリアカレッジの授業では、オリジナリティを確立することができるカリキュラムで、クライアントワークからアーティスト活動まで幅広いクリエイターを輩出しています。

 

 

宮本さんの今後のご活躍も楽しみですね!

 

インタビューにご協力頂き、ありがとうございました!

 

 

 

 

PROFILE

 

宮本メイ(株式会社MeiMei 代表取締役社長)

 

大学在学中にバンタンデザイン研究所キャリアカレッジ 空間デザインコースに入学。

 

2019年に上海へ留学。2020年にはオンライン授業を受けながら日本全国をバンライフで旅する。2021年、クラウドファンディングで120万円の資金調達し自作キャンピングカーを制作、キャンピングカーに住みながら1年間大学に通う。

 

20232月に日本初のキャンピングカーデザイン事務所・株式会社MeiMeiを設立し、3月に昭和女子大学と上海交通大学の両学位を取得。

 

現在は、女性のためのオンラインコミュニティ『chateau club』の運営や女性をターゲットにしたInstagramの運用サポート事業も展開中。

 

「バンライフ社長」という肩書きの元、バンライフと会社経営を両立させながら、インフルエンサーとして女性のエンパワーメントにも力を入れている。

 

 

*バンライフ:

 

「バン(VAN)」と「ライフ(LIFE)」を掛け合わせた造語で車を中心としたライフスタイル全般のこと。

 

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