【在校生インタビュー】ヘアメイクコース在校生がファッションショーで大活躍!

キャリアカレッジヘアメイクコース在校生の、
高屋さんと鵜飼さんの2名がファッションショーでヘアメイクを担当することに!
今回は、そんな貴重なお話を2人に伺ってまいりました。
舞台は【KOBE DESIGNERS COLLECTION2025】
(撮影:フォトコース卒業生兼田さん)

2021年からスタートしたというこちらのプロジェクトは、
ファッションを通して創作の魅力と楽しさを
未来を担う子供たちに伝えたいという思いからスタートしたそうです。
これまでは、廃材を活かしたドレス作りのワークショップに参加した子供たちが自らモデルとなり、
ドレスを着てランウェイを歩く「キッズコレクション」がメインだったようですが、
今年からは内容がパワーアップ!子供たちのショーに加え、
ファッションを学ぶ学生たちや、業界で活躍するプロデザイナーによるファッションショーも!
当日の現場は神戸ポートオアシス会場にて朝9時集合。到着と同時にヘアメイクがスタートします。
その数何とおよそ50人!メイク時間が一人1時間もない中で、数人ものモデルさんを担当します。
現場でのヘアメイクは常に時間との勝負。美しく仕上げるテクニックと、
限られた時間の中で完成させる手の速さも必要になってきます。
現場に参加していたのは、在校生2人の他にも、ヘアメイクコースの卒業生や専門部の学生の姿も。
高屋さんも鵜飼さんも現場自体は初めてではないようでしたが、
スペースに余裕のない現場でのヘアメイクは初めて。
身動きのとりにくい環境の中でのメイクは大変そうでした。
__今回の現場に参加していかがでしたか?
(高屋さん)
プロのヘアメイクの仕事の大変さを肌で感じ、とても良い経験になりました!
学生が参加するショーでも大変だなと感じたので、これがメディア関係のものになると、、、
と想像するだけで大変さが分かります。改めてもっと頑張ろうと思いました!
(鵜飼さん)
たくさんのヘアメイクさんたちと一緒に現場で動けたことたことや、
3人以上のモデルさんのヘアメイクもさせてもらい、
ショー開始後も舞台袖でヘアメイクのリタッチができてすごく楽しかったです!

__普段の授業ではなく現場で感じた大変だった部分などありますか?
(高屋さん)
香盤表があっても、メイクするモデルさんが居る居ないで、
順番が変わったり、とにかく時間に追われまくりました。
急がないといけないのに、丁寧にも仕上げたいという葛藤がなかなか大変でしたね。
また、モデルさんやデザイナーさんからの、急な要望があったりもするのも現場ならではだなと。
メイク室がとても狭かったりと過酷な現場ではありましたが、
ヘアメイクさん同士やモデルさん同士コミュニケーションを取りながら協力することで、
一丸となって「みんなで仕事してる感じ」が楽しかったです!
(鵜飼さん)
普段の授業では、わからないことやうまくできないことは、講師の先生に質問したり、
クラスメイトの方と一緒にやってもらってなんとかできていましたが、
担当するモデルさんの人数が多く、1人でなんとかしないといけなかったのが大変でした。
改めてもっと自分のスキルを上げたいなと思いましたね。
あとは、時間配分!丁寧に仕上げたいのに、どんどんモデルさんが来られるので、
丁寧かつスピーディに仕上げないといけないのは大変でした。
__現場に参加するうえで、授業で役立ったことはありますか?
(高屋さん)
普段の授業や仕事でも、教わったことを常に意識するようにしているので、全て役に立っています。
例えば、肌作りにのための下地選びですね。
ファンデーションではなく下地だけである程度肌作りが完成します。
あとはファンデーションですこし補整するだけ。
それだけで自分の作りたい様々な肌の質感を演出できるようになります。
リップカラーの選び方も、メイク全体のバランスを見て選ぶようになりました。
(鵜飼さん)
授業では、丁寧にすること、慌てないこと、
綺麗に仕上げることを中心に長岡先生から指導いただいていました。
特に私は慌てがちなので、当日は丁寧にやることを心がけてやりました。
ナチュラルメイクは普段から授業で取り組んでいたので、
ファンデーションの色合わせなどは上手くできたかなと思います。
__入学する前と今とで成長したなと思う部分はありますか?
(高屋さん)
今まで働いていた美容室でも成人式の撮影とメイクをしていて、
今年の成人式でもメイクを担当することになりました。
ベースメイク(特にコントゥワリング)が明らかに変わったなと実感しています。
シャドウのグラデーション・マスカラのつけ方・アイラインの引き方も今までとは違い、
リップの色味も、今までの自分がチョイスする色と少し変わったように思いました。
去年と今年の成人式でメイクを学ぶ前と後での変化が見れたので客観的に自分の成長を感じることが出来ました。
(鵜飼さん)
ヘアアレンジはまだ苦手ですが、肩までの髪の毛の長さのモデルさんのシニヨンをさせてもらい、
リタッチに伺ったら崩れていませんでした!それがすごく嬉しかったですね。
いつもうまくできないビューラーもうまくいき、
着実に成長できたかなと今回の現場を通して感じることが出来ました。

__今後の目標や、やりたい(なりたい)イメージなど教えてください!
(高屋さん)
今はまだ一般の方の仕事だけですが、今後はスタジオでの撮影や、舞台などもしたいと思っています。
なので、メディア業界にどこまでついていけるか分かりませんが、
今のところは目指す方向で頑張ろうと思っています。
目の前の目標だと、ヘアとメイクのバランスを長岡先生に指摘されないよう頑張りたいのと、
卒業までに少しでも自分の表現の引き出しを増やしたいです!
(鵜飼さん)
今後は、看護師メインでの仕事にはなりますが、
フリーランスのメイクとしても、現場には行きたいと思っていますし、
自分がメイクして、モデルさんの持っている可愛らしさやクールな印象、モデルさんが気にしているパーツを綺麗に見せることができたらいいなあということや、
コンプレックスをチャームに変えるお手伝いができたらいいなあと考えています!
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お二人とも、本当にお疲れ様でした!
目標に向かって今後のさらなる成長を応援しております!
バンタンデザイン研究所キャリアカレッジでは、
ヘアメイク業界で働くうえで必要なスキルを身に付け、
現場で活かすことのできるカリキュラムをご用意しております。
現役ヘアメイクさんの元で学ぶことで、
リアルなヘアメイクの仕事をする為の動き方やテクニックが身に付きます。
ぜひヘアメイク業界を目指している方は、アドバイザーにご相談くださいませ!
【在校生・卒業生情報】
・フォトグラファー(卒業生):兼田さんinstagram