2021年4月に入学した在校生 堀内 咲季さんが、自身のアパレルブランドを立ち上げ、展示会を実施しました!
ブランド名は【ADDIXY】 在庫を持たない完全受注生産によって衣類廃棄ゼロを実現し、年齢を重ねても型にはまらない女性のためのブランド。
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堀内さんは
コロナ前より東証一部上場企業にて正社員(職種:事業企画職)として働きながらパラレルキャリアとしてフリーランスでモデル業に従事、
コロナ禍で日常が変化して自身の生き方を見直す中で、以前からの目標であったアパレルブランドの立ち上げを決意されました。
2021年4月、バンタンデザイン研究所キャリアカレッジに入学し、ファッションデザインやブランドビジネスについて学びながらブランド立ち上げの準備を開始。
この度、デザイナー兼ディレクターとして新たなキャリアを切り拓き第3のパラレルキャリアとしてアパレルブランド立ち上げに至りました。
そんな堀内さんの記念すべき1stコレクションの展示会で貴重なお話をうかがってまいりました!
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?【ADDIXY】
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■ブランド名の由来は刺激を日常に
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–ブランド名の由来を教えて下さい
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中毒性のある(Addict)刺激を日常に(Daily)
刺激的なデザインを日常に取り入れることで、 毎日がより刺激的なものになるようにという意味です。
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■大人の女性のファッションに多様性を、その思いから服を着る側から作る側になろうと思った
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–ブランドのターゲットとコンセプト、理念などについてお聞かせください
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ターゲットは20代後半以上の女性で、 トレンドよりも自分らしさをいつまでも持ってたい軸のある女性。 コンセプトはリアルモード&ロック。
大人世代が日常的に上品に着られるロックテイストな服。 今の日本はライフスタイルが進むごとに、〇〇らしく、 を求められる文化があると思います。
まだまだ30代になったんだから、 ママなんだから、といった見えない圧力があるように思います。
大人世代の女性のファッションはもっと幅があっていい!そんな理念が込められています。
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–ロックテイストな服を作る上で、どんなものから着想を得ていますか?
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ライブやMVです!
年10回ほどライブに行くので、 音楽そのものだったりライブの演出だったり、 MVだったりかっこいいと思う要素をストックしています。
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–消費者側から服を生み出す側に興味を持ったきっかけは何でしたか?
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モデル業をしていたが、 モデルはその依頼主のブランドのイメージや撮影イメージに合わせ る仕事。
ここでも世間一般の30代女性像、 みたいなものを求められることが多く、 人が描く世界ではなく自分が描く理想の世界の住人でいたいと思っ たのがきっかけです。
10代の頃から変わらず音楽とファッションは好きでしたが、 生み出す側にとなったのは、コロナも一つのきっかけでした。
不要不急なものは排除された2年前、 ライブも好きなファッションも優先度が下げられ、 改めて娯楽の力を感じました。
自分も人生において人の心を豊かにする、 何かを生み出す、表現する側をやって終わりたいと思いました。
また、撮影の現場でスタッフ全員でより良いものを作ろうと奮闘する姿がとても良いなと感銘を受けたこともきっかけの一つです。
本業では業務の効率化だったり何かを便利にするサービスを企画したりとどちらかというとマイナスを0にする仕事が多くそれもすごく大事な一方で、
無駄になるかもしれないけどちょっとでも全員で良いものを作ろうとする、何もないゼロからプラスを目指す表現の世界がとても輝いて見えました。
自分もモデルとしてではなく企画側に回りたいと思ったのも大きなきっかけでした。
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■バンタンとの出会い
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–とても素敵なきっかけで服作りに興味を持たれたのですね! 何かを生み出す側に興味を持ち、バンタンでの学びを選ばれたきっかけは何だったんでしょうか?
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学校を探してる中で、社会人向けの学校があることを知った。
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–実際に入学されてみていかがでしたか?
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現役のクリエイターが講師で業界のことを教えていただける点が良かったです。
実際の現場で使われているデザイン画を見せていただいたり、 一戦で活躍するクリエイターに自分の作品を見てもらう機会がある のはとても貴重な経験です。
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–入学を迷っている方が居たらバンタンをお勧めしますか? またお勧めして頂ける場合、どのような点がお勧めできますか?
また、どんな方にお勧めですか?
学生の頃から何かやりたいことがあったが、 いつのまにか諦めている人。
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–入学からこの早さでブランド立ち上げに至れた理由や過程についてお聞かせください
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入学する前からなるべく早くブランドを作ると決めていたのが原動力でした!
また、 撮影経験の中での人脈で、ブランド立ち上げをしている方が周りにい て刺激をもらったからです。
6月に友人の展示会に招待いただき、 よりリアルに自分がやっているイメージが湧きました。
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–最後に今後ブランドで挑戦してみたいことはありますか?
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音楽×ファッションをテーマにしているブランドなので、 ミュージックシーンとのコラボなど音楽の領域に染み出して一体と なり表現をしていきたい。
バンドへの衣装提供など。 ライブへ行く時の服に困っている人にもリーチしたいと思っています!
また、社会的な繋がりが希薄な今だからこそ好きで繋がることが何より本質的なコミュニティーだと感じていて、
同じロックカルチャーを愛する人がつながれるコミュニティーを作 りたいと思っています。
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■展示会の様子
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5/9~5/15 有楽町マルイでのポップアップも決まり、今後の「ADDIXY」の挑戦がますます楽しみです!
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