25.12.13 26.05.15 更新

【卒業生インタビュー】「好きなものを、“形”にしたい」「QUITET(クワイテット)」荒井麟香さん(25)

学生インタビュー
東京校
大阪校
フラワーアーティストコース

2024年4月にスタートしたフラワーアーティストコースは「6ヶ月」、「12ヶ月」のコースがあり、フラワーデザインのすべてを基礎から学ぶことができます。

初心者からスタートし、プロのフラワーアーティストとして独立・開業可能なレベルを目指します。

今回は、バンタンデザイン研究所キャリアカレッジ フラワーアーティストコース卒業生・荒井麟香さんにインタビュー。

卒業後は、フレグランスブランド「ĖDIT (h)(エディット)」で働きながら「QUITET(クワイテット)」(@quitet_creative)というご自身の屋号を持ち、フラワーアーティストとして活動の幅を広げています。

【1.スクールライフについて】
――フラワーアーティストを目指したきっかけは?

大学4年間は、プロダクトデザインを学んでいました。

お洋服が好きでアパレル業界で働いていたのですが、「自分の手で何かを生み出したい」という気持ちが次第に強くなって。素敵な画像を集めてインプットすることが好きだったのですが、集めるだけで終わらせず、自分の中にあるものをアウトプットしたいと思うようになりました。「どのように、自分の“好き”を表現できるだろう?」と考え、ひとつの媒体を決めようと思い、日常の中で身近なものとしてあったのがでした。

花はカラーも豊富で、花言葉もあり、表現方法がとても豊か。身近に手に入ることも魅力でした。「フラワーアーティストコース」のことは、Instagramの広告をきっかけに知りました。

――入学時期は?

2024年4月入学で、20253月に卒業しました。

――1期生とのことですが、クラスの人数は?

25人前後でした。入学前はもう少し少ないのかなと思っていましたが、意外と多くて驚きました。学生でダブルスクールをしている方もいれば、50代で第二の人生を考えていらっしゃる方まで、年齢層やバックグラウンドも幅広かったです。

――授業のスケジュールを教えてください。

1回、日曜日に授業があり、9:30から18:20まで、1日みっちり授業がありました。

――教えてくださった講師は?

TOKYO FANTASTIC(トウキョウ ファンタスティック)」スズキ講師、「STAYFLOWER (ステイフラワー)」中井講師、「AFRIKA ROSE(アフリカローズ)」田中講師を中心に教えていただきました。

印象的だったのは、同じ「花」を扱っていても、ドライフラワー、生花、空間装飾、アフリカから輸入したバラを扱うなど、それぞれ全く違うアプローチをされていること。花に対する考え方も異なるので、私自身にもいろいろな視点が加わり、視野も大きく広がりました。

――在学中、どのようなキャリアビジョンを描いていましたか?

「お花屋さんになりたい」よりも、まずは自分自身のセンスを表現したいという想いが先にありました。表現欲を形にしたいという気持ちがいちばんでしたが、スクールでビジネス面の知識を学び、「好きを表現して、ビジネスとしてファンを作りたい」と考えるようになりました。

――在学中、意識していたことは?

スクールの中だけでなく、外部でも積極的に人と関わり、新しい情報や思考に触れることを意識していました。

――バンタンデザイン研究所キャリアカレッジで学んで良かったと感じることは?

世の中のお花屋さんがどうなっているのか、大きな枠組みで理解することができました。また、それをビジネスにする方法を学べたことが大きかったです。

クラスメイトは全員が「花」という共通項があるので自然と距離が縮まり、仲間になりました。
また、講師は、全員が現役のプロフェッショナルです。講師が、業界で活躍している方を特別講師として呼んでくださることもあります。

自由度が高いスクールなので、入学をきっかけに「これをやってみよう」「あれもやってみよう」と挑戦できた1年だったと思います。バンタンデザイン研究所キャリアカレッジに入ったことで、世界が一気に広がりました。

【2.ポップアップ「Flower Party in EDIT(h) KAGURAZAKA – Wonderland –」について】
――20254月から「ĖDIT (h)(エディット)」で働かれているとのことですが、どのようなご縁でしたか?

バンタンデザイン研究所キャリアカレッジスタッフさんから、「荒井さんが今後目指している活動の方向性と相性が良さそう」とご紹介をいただいたことがきっかけです。また、「ĖDIT (h)」クリエイティブディレクター・葛和建太郎さんからも「成長の機会を提供したい」とおっしゃっていただき、ショップスタッフとして働きながら、フラワーアーティストとしての発表の場をいただくことができました。「集めた情報を自分なりに表現したい」という段階から、今は実際にアウトプットしていくフェーズだなと感じます。

――空間装飾のコンセプトを教えてください。

ĖDIT (h)」(エディット)は、1905年創業の朱肉ブランド「日光印」をルーツに持つフレグランスブランドです。

エディット神楽坂店を、どのように装飾すればより素敵になるかを考え、12月中旬ということもあり「大人なクリスマス」をテーマに設けました。

QUITET(クワイテット)」のイメージカラーでもあるグリーンを基調にしています。また、天井にはオーガンジーの布を張り、ビーズと折り鶴を垂らし、シャンデリアのような装飾をしました。店内奥には「フレグランスBAR」があるのですが、自然光だけでなくバータイムの照明にも映えるように計算しました。都会だけれど自然も感じられる、そんな絶妙なバランスを目指しています。

――生花の仕入れでは、どのようなことを意識していますか?

作品撮りの場合は、自分が「こう感じる」という感覚を大切にしています。一方、今回のようにイベントで販売する場合は、出店させていただく場所のコンセプト、空間、世界観を軸に選びます。

例えば、「やわらかさ」を表現したいときには、繊細なスイートピーを選ぶなど、花が持つ造形や色合い、季節感を意識します。

――空間装飾と、生花の販売を行ってみた感想は?

全力疾走でした。

これまでは自分の表現で完結していましたが、「お客さまに届ける」ことを考えて制作するようになりました。ĖDIT (h)Instagramを見て、目がけて来てくださった方もいらっしゃいました。お客さまに「素敵な空間だな」と感じてもらえたら嬉しいです!

  • 後輩に向けてメッセージ】

――将来の目標は?

花を軸に、これからもお仕事をしていきたいです。

――最後に、入学を検討されている方へメッセージをお願いします。

バンタンデザイン研究所校舎に見学に行った際、スタッフの方がとても丁寧で熱量が高く、全力で応援してくださったのが印象的でした。まずは話を聞きに行ってみるといいと思います。

働きながら学ぶことに、私自身も最初は不安や迷いがありました。アパレル時代の上司に相談したところ「本業に支障がなければ協力する」とおっしゃっていただき、背中を押してもらえたことも恵まれていました。自分自身の熱量を、周囲に伝えることも大切です。自分のことを応援してくれる人の声だけを聞けばいいと思います。

入ってみると、なんとかなりますし、確実に世界が広がります!

【「QUITETPROFILE

QUITETについて

余韻日常のふとした瞬間に我を解き放つ

quitet (クワイテット)はquiet (静けさ) と quite(解放)を掛け合わせた造語。

ろうそくの火が暗闇の中を静かに揺れるように、自身の中に宿る創造力を静かに解き放つ。をテーマに、静かな空気感でその時々に感じるエネルギーを花を通して表現する。

Artistについて

埼玉県出身。大学でプロダクトデザインを学んだのち、アパレルでファッションのキャリアをスタート。その後バンタンデザイン研究所キャリアカレッジにてフラワーデザインを学ぶ。卒業後、空間装飾のサポートや個人でもアーティスト活動の場を広げている。

【「ĖDIT (h)エディット」PROFILE

WEBサイト:https://edithtokyo.com/about/

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